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丈夫な骨をつくる、納豆に豊富に含まれる「ビタミンK」

納豆博士:小笠原 和也 そのもの納豆

納豆には多くの機能性成分が含まれています。その中から興味深い成分のお話をしてみたいと思います。

今回は「ビタミンK」について。ビタミンKは〝脂溶性ビタミン〟の一つです。水には溶けず、油に溶けます。健常者には必要な栄養成分です。

ビタミンKの中でも、健康な骨と血管に欠かせない〝ビタミンK2〟

ビタミンK2の主な働き

  • 血液を固める働き
  • 骨にカルシウムをくっつける働き

正常な血液では、血を固める作用とそれを溶かす作用の両方がバランス良く働いています。ビタミンK2 が不足すると、出血した時に血が止まらなくなります。

普通の食生活を送っていれば、ビタミンK2 が不足することはありませんが、新生児、乳幼児、肝臓病の方は不足気味になります。新生児用の粉ミルクにはビタミンKを添加した物もあります。また、発酵食品をあまり食べない欧米人は、サプリメントで補給することが多いようです。

ビタミンK2は、骨粗しょう症の予防にも欠かせません。
骨を形成する〝カルシウム〟、ノリの役目をする〝ビタミンK2〟、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ〝イソフラボン〟は、骨粗しょう症予防三銃士です。これとは逆に、血管へのカルシウムの沈着を防ぎ、動脈硬化予防になることも報告されています。

ワーファリン服用者はビタミンKを摂ってはいけない

残念ながら、ビタミンKを摂ってはいけない人もいます。

ワーファリンという薬を飲んでいる人です。ワーファリンは、血液が固まるのを邪魔する薬です。脳梗塞、心筋梗塞などの血栓症になった人、大きな手術を経験した人などは、そうでない人に比べて血液が固まりやすくなってしまうため、ワーファリンを処方されます。ワーファリンは、ビタミンKの働きを邪魔する薬ですが、両方を同時に摂るとビタミンKが勝ってしまいます。その為、ワーファリン服用者は納豆を食べることを禁止され、緑黄色野菜なども制限されます。

ビタミンK1とビタミンK2の違い

ビタミンKは複数の化合物の総称です。天然のビタミンKには2種類あります。

ビタミンK1 :フィロキノンと呼ばれます。緑黄色野菜、豆類、クロレラなどに多く含まれます。

ビタミンK2 :メナキノンと呼ばれます。納豆菌や腸内細菌によって作られます鶏卵や乳製品にも少し含まれています。構造中のイソプレン単位の数が異なる14種類の化合物が確認されています。納豆菌は、イソプレン単位が7個の「メナキノン-7(MK-7)」と、4個の「メナキノン-4(MK-4)」を主に作ります。

前述の機能性を示すのは「メナキノン-4」です。K1 も各種K2 も、体の中で「メナキノン-4」に変換されて働きます。この他に、ビタミンK3, K4, K5 も報告されていますが、自然界にはほとんど存在しません。

ビタミンK は、熱や酸化に対しては安定しているので、加熱調理しても壊れることはありません。しかし、光とアルカリには不安定です。日光や電灯の明りが長時間当たると壊れてしまいますので注意が必要です。

「納豆」に豊富に含まれるビタミンK

ビタミンKは、野菜や海藻類、発酵食品、乳製品に含まれています。そして世界で唯一、ビタミンK2の必要摂取量を一度に摂れるのが、日本伝統の発酵食品「納豆」です。

納豆菌がつくるビタミンK2が豊富な納豆は、カルシウムを血管から除いて、骨を強くします。元気に長生きするために納豆はとても良い食べ物なのです。

納豆博士

ビタミンKは健康には必須な栄養素です。
日々、納豆などの発酵食品を食べて健康な体を維持しましょう!

小笠原 和也

小笠原 和也 
そのもの株式会社学術顧問

熊本大学大学院医学教育部卒。 ナットウキナーゼをはじめとする機能性⾷品原料の研究開発、 35年間に渡る納⾖菌を主とする微⽣物学・醗酵学・酵素学の研究開発の経験をもとに幅広く活躍中。

小笠原 和也

小笠原 和也 
そのもの株式会社学術顧問

熊本大学大学院医学教育部卒。 ナットウキナーゼをはじめとする機能性⾷品原料の研究開発、 35年間に渡る納⾖菌を主とする微⽣物学・醗酵学・酵素学の研究開発の経験をもとに幅広く活躍中。

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