完全栄養食と言われるスーパーフード!
世界に誇る!Top of Japanese food
納豆の起源はいつ?
納⾖の発祥には弥⽣時代や平安時代など諸説ありますが、いずれにしても煮⾖(煮た⾖のこと)とワラの出会いが きっかけだったと考えられています。記録に出てくるものとしては、藤原明衡の『新猿楽記』(1286年)に、好きな⾷べ物の⼀つとして「塩⾟納⾖」が記載されているのが最初のようです。
納⾖が庶⺠の⾷卓に並ぶようになったのは江⼾時代初期のことです。江⼾時代後期の⽂化・⽂政時代より、納⾖の⾷⽂化は通年化してきたといわれています。当時は、納⾖売りが、「なっと、なっと、なっと〜」という元気のいい掛け声で売り歩いていました。納⾖売りは江⼾の朝には⽋かせないものであったらしく、当時の川柳などにもしばしば登場しています。
幾つもの時代をかけて⼈々の⾷⽣活を⽀えてきた納⾖ですが、その健康効果は広く評価され、⽇本だけでなく海外からも注⽬されています。納⾖の原料となる⼤⾖は、⾖腐や味噌、醤油など、⽇本⼈の⾷⽣活に馴染み深いもの。⼤⾖タンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含み、動物性のタンパク質に引けを取りません。⼤⾖が「畑の⾁」と称される所以です。他にもビタミン、ミネラル、⾷物繊維、カルシウムなどさまざまな栄養成分を摂ることができます。その栄養価の⾼さから「健康⽇本21」において、「⾖類1⽇100g以上」の積極的な摂取が推奨されています。
完全栄養⾷である⼤⾖を、塩を使わずに納⾖菌で発酵してつくられる納⾖は、まさに⽇本の⻑寿を⽀えてきた最⾼峰の「ジャパニーズスーパーフード」です。