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日本国内においては、デパート、スーパー、個人商店、コンビニ、ドラッグストアなど、いたるところで納豆は販売されており、数多くの商品が安価に購入できます。では、海外ではどうでしょうか?
納豆は、現在では多くの国に輸出されており、アメリカや中国を始めヨーロッパやオーストラリア、アジア諸国などの大型スーパーや日本産食材取扱店で購入が可能となっています。ただし、輸送費や税金などの費用が上乗せされ、高価な食品となっているようです。
納豆を海外に輸出する場合、国内で製造した納豆を冷凍し、冷凍コンテナで海上輸送(船便輸送)するのが一般的な方法です。冷凍コンテナを使用し、飛行機で空輸する方法もありますが、輸送費が高額になるため商業ベースではほとんど行われていません。

個人で海外在住の家族親族や友人知人に送る場合、EMS(国際スピード郵便)や国際宅急便のクール便(冷蔵・冷凍)を使う方法もありますが、配送可能国が台湾、シンガポール、マレーシアなどに限定されています。(現在、新型コロナの影響で発送地域や輸送先が一部制限されています。)アメリカやヨーロッパに送るのはかなり困難で高額になるようです。通常便で送ると、輸送中に発酵が進み、到着する頃には食べられなくなっている可能性が高いので NG です。
手持ちの場合は、保冷バックなどに入れ保冷材や凍らせた飲料水などをたくさん入れておく必要があります。ただし、現地に着いたらすぐに冷蔵冷凍保管ができる場合であり、旅行の際の携帯は無理があるでしょう。

商業ベースでの輸出動向について、日本食糧新聞電子版の2023年3月17日号(12550号)には、財務省「貿易統計」を出典として、「納豆の輸出は2017年から 2022年の 5年間で 2倍に迫る勢いで拡大した。2022年の総輸出数量は 314万3289 kg、金額ベースで 17億7016万円であった。」(一部抜粋)と掲載されています。
主な輸出先は、第1位が中国で全体の 30 % 、第3位の香港を合せると 39 % になります。第2位はアメリカの 28 % となり、この2ヶ国で全体の 3分の2 を占めています。ちなみに、輸出数量の 314万3289 kg は、四角のパック納豆にすると6,985万パックに相当します。
また、海外の製造工場で作り、当該国内流通しているものも増えています。納豆wikiの2021年10月7日付データによると、日本以外に 19ヶ国、46工場があると掲載されています。その地域は、北米、南米、ヨーロッパ、アジア諸国、アフリカと世界中に広がっています。こちらも、上位2ヶ国はアメリカと中国になっています。
納豆を輸出する場合に注意すべき事項もあります。
現状では、納豆に関する国際規格が無いため、商品の品質について国際的な証明ができない点が問題視されています。さらに、国や地域によってはコールドチェーン(冷蔵冷凍輸送)のインフラが整っておらず、輸送や販売ができない場合があります。日本人以外の消費者の視点からみれば、冷凍納豆の解凍方法の啓蒙や食べ方・調理方法の普及などの課題があります。
また、付属のタレ、からしに含まれている食品添加物の一部に使用が認められていない国があり、当該国への輸入が認められない場合があります。使用が許可されている食品添加物の種類は国によって異なるので注意が必要です。納豆そのものには問題はありません。

ちなみに、弊社の「そのもの納豆菌」シリーズは納豆 100 % なので、輸出に問題はありません。また、海外に持ち出す際にも常温で取り扱えるので、輸送や携帯にもお手軽に対応できます。
日本の伝統的な発酵食品である納豆を世界中に広めるためには、まだまだ課題が山積みです。地道な努力が行われており、今後も期待されます。


サラサラとした微粒で、いつもの食事に混ぜるだけで料理のコクやうま味が増します。納豆が苦手な方には、匂い・粘りひかえめタイプがおすすめです。

化学農薬・化学肥料不使用で栽培された佐賀県江北町産大豆を独自の「そのもの納豆菌」で発酵した納豆のフリーズドライ粉末を100%使用し、植物性ハードカプセルにギュッと詰めました。納豆の栄養や、生きて腸まで届く「芽胞状の納豆菌」を手軽に習慣化できます。

参考文献・サイト
1)日本食糧新聞電子版 2023年3月17日号(12550号)
https://news.nissyoku.co.jp/news/sugeta20230312065926639
2) 東京税関:「納豆の輸出」
https://www.customs.go.jp/tokyo/etu/ftp/toku0509.pdf
3) 納豆wiki:世界の製造者
https://seesaawiki.jp/w/taiji141/d/natto%20manufacturers%20in%20the%20world%20/%20%c0%a4%b3%a6%a4%ce%c7%bc%c6%a6%c0%bd%c2%a4%bc%d4

小笠原 和也
そのもの株式会社学術顧問/元九州大学大学院 農学研究院 特任准教授
熊本大学大学院医学教育部卒。 ナットウキナーゼをはじめとする機能性⾷品原料の研究開発、 39年間にわたる納⾖菌を主とする微⽣物学・醗酵学・酵素学の研究開発の経験をもとに幅広く活躍中。

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