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ナットウキナーゼとは?働きや摂り方をわかりやすく解説

「ナットウキナーゼってどんな働きがあるんだろう?」
「テレビでナットウキナーゼが良いと聞いたけど、どう摂ればいいかわからない」

ナットウキナーゼは、納豆のネバネバの中にある酵素です。血液のめぐりなどに関する研究が進められており、生活習慣を意識したい人の間でも注目されています。

とはいえ、どんな成分なのか、納豆菌とどう違うのかなど、よく分からないことが多くて、取り入れたくても少し戸惑ってしまいますよね。この記事では、ナットウキナーゼの特徴や摂取方法まで解説します。

目次

ナットウキナーゼとは?納豆菌との違い

ナットウキナーゼとは、納豆の発酵過程で生まれる酵素で、たんぱく質を分解する働きがあります。

ナットウキナーゼが含まれる食品は「納豆」だけです。近年ではサプリメントでも摂取されています。ナットウキナーゼは熱や酸に弱いため、高温調理や一緒に調理する食材などによって壊れる可能性があるため、摂取方法には注意が必要です。

一方、納豆菌は納豆を発酵させるために使われる微生物のことです。納豆菌は熱や酸に比較的強く、生きたまま腸まで届きます。

どちらも納豆に関係しますが、ナットウキナーゼは納豆菌が作る酵素、納豆菌は発酵に必要な微生物という点が大きく異なります。

ナットウキナーゼの特徴

ナットウキナーゼは、健康や美容など、さまざまなテーマで研究が進められています。

ここでは、血流のサポートや脂質との関係、美容や口内環境とのつながりなど、ナットウキナーゼの特徴を解説します。

血流のめぐりをサポートする酵素

ナットウキナーゼは、たんぱく質を分解する酵素です。その働きの中でも特に血栓(血のかたまり)というたんぱく質との関係が注目されています。こうした背景から、血液の流れに関するテーマでも研究が続けられています。

ただし、こうした内容はすべて研究段階であり、個人差も大きいため、日常生活に取り入れる際は「食事の一部として納豆を楽しむ」といった気軽な姿勢が大切です。

血圧が高めの方のサポート

ナットウキナーゼを含む食品は、血圧が高めの方を対象とした研究が行われている成分のひとつです。これらの研究では、体内環境や血液の流れに関するテーマを通じて、血圧との関係が検討されています。

こうした研究結果をもとに、ナットウキナーゼを含む食品の中には、血圧が高めの方を対象とした機能性表示食品として届出されている例もあります。

機能性表示食品は、事業者が科学的根拠を整理したうえで国に届出を行い、その内容を表示している食品です。対象となる方や摂取目安量、注意点などが表示から確認できるため、成分や情報をもとに食品を選びたい人にとって、ひとつの目安になります。

毎日を元気に過ごすサポート

ナットウキナーゼは、納豆に含まれる自然由来の成分です。生活習慣を見直したいと感じたときでも、普段の食事に添えるだけで取り入れやすい食品といえます。

研究では、ナットウキナーゼの働きが体内環境との関わりで注目されており、日々の調子を意識したい人が、食生活の中で取り入れるきっかけとして注目されています。

美容を意識したい人からも注目

ナットウキナーゼは、血液のめぐりとの関係が研究されている成分で、健康づくりだけでなく美容を意識したい人からも注目されています。

血液のめぐりは、体に栄養や酸素を届ける役割があり、体調や肌の印象にも関係する要素のひとつです。

そのため、見た目の印象を気にかけたいときにも、日々の食事に添えて取り入れられる成分として紹介されることがあります。

口内環境のケアをサポート

ナットウキナーゼは、歯の表面に付着する細菌の膜「バイオフィルム」に関する研究で取り上げられている成分です。バイオフィルムは、虫歯や歯周病の原因として知られており、細菌がネバついた構造をつくることで、歯の表面や間に定着しやすくなります。

ある研究では、ナットウキナーゼを一定濃度で加えた際に、このバイオフィルムの構成成分に変化が見られたと報告されています。

ナットウキナーゼの摂り方 

ナットウキナーゼは、納豆そのものから摂る方法とサプリメントを利用する方法の2つがあります。ここでは、それぞれの摂取の目安量やタイミングについて解説します。

納豆から摂る場合

ナットウキナーゼは、納豆を食べることで自然に取り入れることが可能といわれています。日常の食事で取り入れる場合は、一般的に1日1パック(40~50g)を目安とする例が紹介されています。

この目安は、ナットウキナーゼの活性を示すFUという単位がもとになっています。

FUとは、酵素の活性を示す単位で、フィブリンというたんぱく質をどれだけ分解できるかを測る指標です。数値が高いほど、その分解作用の強さが示されます。

一例として、納豆1パック(約50g)には、ナットウキナーゼが約1500FU含まれるとされています。ただし、メーカー、商品、製造日によって、含まれる量は異なります。

日本ナットウキナーゼ協会の情報では、1日あたり2,000FUを摂取目安の参考値としているのです。

そのため、納豆で取り入れる場合は、いつもの食事に1パックを無理のない範囲で加えるイメージで続けるのがおすすめです。 納豆を、過剰に摂取すると、人によってはお腹がゆるく感じる場合があるため、体調に合わせて調整してください。また、胃酸の影響でナットウキナーゼが壊れる可能性もあるため、注意が必要です。

サプリから摂る場合

ナットウキナーゼを手軽に摂りたい場合は、サプリメントという選択肢があります。サプリの利点のひとつは、成分の安定性や摂取量の調整がしやすいことです。

ナットウキナーゼは熱に弱い性質があるため、炒め物や汁物など加熱を伴う納豆料理では、本来の酵素の働きが損なわれる可能性があります。その点、サプリメントはそのまま飲むため、熱の影響を受けずに摂取できます。

また、ナットウキナーゼは酸にも弱いため、胃酸に触れると壊れてしまいます。サプリメントには胃酸の影響を受けない、ソフトカプセルや耐酸性コート品などがあります。

また、納豆にはビタミンKが豊富に含まれており、これは血液の凝固に関わる成分です。一部のサプリメントでは、このビタミンKを製造段階で取り除いている製品もあります。ビタミンKの摂取を控えたい人への配慮として設計されたもので、服用中の薬との兼ね合いを気にしている人にとって取り入れやすい工夫といえます。

摂取するタイミング

ナットウキナーゼは、生活のリズムに合わせて無理なく取り入れることが大切です。サプリメントの場合も、食品である納豆から摂る場合も、基本的な考え方は同じです。

たとえば、体内の水分量が減りやすい夜間や、長時間同じ姿勢が続く場面では、血液の流れが気になりやすいといわれています。こうしたタイミングを参考に、夕食後や就寝前、長距離移動の前後など、生活リズムに合わせて取り入れられる人もいます。

納豆から摂る場合は、夕食時に副菜として取り入れるなど、普段の食事の流れの中で無理なく続ける方法が一般的です。また、胃腸が敏感な方の場合は、空腹時を避けて食後に摂るほうが、負担を感じにくいとされています。

どの時間帯が自分に合うかは体調との兼ね合いもあるため、日常の中で試しながら、続けやすいタイミングを見つけましょう。

ナットウキナーゼの摂取に注意が必要な人

ナットウキナーゼは、日常的に取り入れやすい成分ですが、ただし、体調や服用中の薬によっては注意が必要なケースもあります。ここでは、特に注意が必要とされるケースについて解説します。

ワルファリン服用中の人

ワルファリン(抗凝固薬)を服用中の人がナットウキナーゼを摂取する際は、納豆そのものや、納豆由来のサプリメントに含まれるビタミンKに注意が必要です。

ビタミンKは血液の凝固に関わる成分であり、一定量以上摂取すると、ワルファリンの効果に影響を及ぼします。

ワルファリンを服用している人は、摂取方法や摂取可能なサプリかなど、必ず医師や薬剤師に相談のうえで判断するようにしましょう。

妊娠中・授乳中

ナットウキナーゼをサプリメントで摂取する際は、妊娠中や授乳中の人は注意が必要と明記されています。

サプリメントを選ぶ際には、必ずパッケージや公式サイトの注意書きを確認し、不明な点があれば医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

納豆そのものは、日常の食事の一部として無理のない範囲で取り入れることは可能です。

ナットウキナーゼを取り入れて健康的な毎日を送ろう

ナットウキナーゼは、血流や血圧、口内環境といったテーマで研究されており、体のめぐりや生活習慣に関心のある人々から注目されている成分です。

日々の食事やサプリメントから、ご自身の生活に合わせて無理なく取り入れられると注目されています。

興味がある方は、日々の食事や生活に合わせて、無理のない範囲でナットウキナーゼを取り入れてみてください。

毎日手軽に「納豆」を取り入れたいなら

毎日の食事で納豆を取り入れるのが難しい場合は、芽胞状の納豆菌を効率よく摂れるサプリメントを選ぶのも一つの方法です。カプセルで続けやすい「そのもの納豆」なら、ナットウキナーゼだけでなく、納豆菌そのものの特性を活かしながら、無理なく日々の健康習慣に取り入れられます。

ぜひ、自分に合った摂り方で納豆を習慣化していきましょう。

■そのもの納豆

化学農薬・化学肥料不使用で栽培された佐賀県江北町産大豆を独自の「そのもの納豆菌」で発酵した納豆のフリーズドライ粉末を100%使用し、植物性ハードカプセルにギュッと詰めました。納豆の栄養や、生きて腸まで届く「芽胞状の納豆菌」を手軽に習慣化できます。

この記事の監修者
納豆博士|小笠原 和也 そのもの株式会社学術顧問・九州大学大学院 農学研究院 特任准教授

小笠原 和也

そのもの株式会社学術顧問/元九州大学大学院 農学研究院 特任准教授

熊本大学大学院医学教育部卒。 ナットウキナーゼをはじめとする機能性⾷品原料の研究開発、 39年間にわたる納⾖菌を主とする微⽣物学・醗酵学・酵素学の研究開発の経験をもとに幅広く活躍中。

略歴・著書・論文実績等 詳細へ

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