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納豆は大豆からできていますが、その大豆はどのように育てられているのでしょうか? 特に無農薬で作る大豆は手間も時間もかかります。今回、sonomono®提携農家である江北町有機研究会会長の北原さんご協力のもと、実際に大豆の種まきから収穫まで、体験取材させていただきました。

真夏の暑さを迎えた7月中旬、福岡市街地から約1時間半、車を走らせ向かったのは佐賀県江北町。
見渡せば、山と線路が相まった、田舎の素晴らしい景色が広がります。 田畑の側には用水路が走り、軽自動 車やトラクターが行き交う農道を進むと、大豆畑に辿り着きます。
種まきは、種の間を等間隔にするためトラクターで行いますが、炎天下の車中は熱気が篭り、大変な作業。 畑に立ってみて、その暑さを実感します。農家さんに作業手順を伺うだけで滝のように汗が溢れ、まるで雨に打たれたかのように服がびっしょり。

約10日後、もう大豆の芽が出てきました。
大豆は、根粒菌の働きで土の中の栄養を効率的に摂ることができるため、 基本的に肥料がいらないのだそう。肥料が多いと、逆に育成不良を起こしてしまうとのことです。
大豆を育てるために必要なものは、〝自然の恵みと雨〟のみ。私たちが口にしているあの大豆の粒には、自然の潤いがギュッと詰まっているのです。
9月中旬。まだ少し残暑を感じる中で、7月に種を蒔いた大豆はもうすっかり姿を変えています。種まきのときには、畑は土の状態でしたが、この数ヶ月で景色をがらりと変え、一面緑であふれています。北原さんは、農薬や化学肥料に頼らない栽培にこだわっており、この大豆も無農薬で育てています。
青々と育った葉を見ると、小さな虫食いのあとが。
農薬を使っていない野菜が、安心なのは人間にとってだけではありません。虫にとっても、安心な植物は思いっきり食べることができます。虫食いは健康に育っ ている証拠なのです。

虫取りは基本的に手作業。目で大豆の葉をチェックしていきます。虫に食べられて白くなっている葉を探し、確認していきます。農薬を使えば、簡単に害虫も除去できますが、無農薬にこだわっている農家さんだからこそ、この手間を惜しむことはありません。体にいいものをつくるのは、決して楽なことではなく、作り手の手間ひまの産物なのです。

雑草も一本一本、全身に力を込めて抜いていく。
広い大豆畑に生える雑草はどれも根深く、全体重をかけないと抜けないほどです。作業を開始して10分足らずでスタッフ全員無言になるほど本当に過酷な作業でした。 猛暑の中、一往復しただけでシャワーを浴びたように全身汗でびっしょり。午前中の2時間、ひたすら雑草を抜き続けて足腰がヘトへトになった私たちですが、この作業をずっと続けている農家さんたちは、本当にすごいと実感しました。
大豆はもうすっかり成長し、さやが付いていて、枝豆の状態。種まきのときはあんなに小さかった粒から、こんなに立派な実ができていると思うと感動もひとしおです。

秋晴れに恵まれた佐賀の広大な大豆畑は、ー見枯れているよう。
でも実は、これが収穫に最適な水分をもった状態だそうです。 殻から大豆を出そうとすると、枯れてカラカラに見えるのに、意外と硬く、中の実をしっかりと守っていました。取り出すと、きれいな大豆がコロンと手の上に転がります。

乾燥機に入れる前の大豆は、簡単に噛めるほどやわらかく、ほんの少し青臭さもありますが、濃い大豆の素材そのものの味がしました。収穫はコンバインという機械で行いますが、まだ青い大豆や草を一緒に収穫してしまうと水分入ってダメになるので、手作業で取り除かないといけず、最後まで気を抜けません。
今回、種まきから収穫まで体験取材させていただき、農家さんの大変さと食への想いの深さを感じました。sonomono®は、日本の素晴らしい農業をこれからも全力で支える活動を行っていきます。



日高 絵美
日本臨床栄養協会認定 NR・サプリメントアドバイザー/発酵文化推進機構認定 発酵食品ソムリエ/そのもの株式会社 代表
IT・広告業界にて健康食品メーカーのマーケティング支援に長年携わる。業界の内側から商品と情報の両方を見続ける中で、「本当に良い商品を見極める眼」を持つことの重要性を痛感し、2007年にNR・サプリメントアドバイザー資格を取得。
消費者庁のガイドライン等でも推奨されるこの専門資格は、健康食品の成分・安全性・科学的根拠について、生活者の側に立って正しく判断・助言できる専門家の証。資格取得以来、原料の選定・製法・エビデンスの検証まで、その眼を自社ブランドの商品づくりに注ぎ続けている。

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