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【納豆博士が解説】 「納豆」を離乳食に勧める理由とは?栄養素を補い善玉菌を増やす!使いやすい「こな納豆」も

赤ちゃん(乳児期)の成長はとても早く、個人差も大きい時期です。赤ちゃんへの食事(栄養補給)はとても大変なものでしょう。今回は、離乳食に納豆をお勧めする訳をお話してみたいと思います。

生きて腸まで届く 納豆菌を毎日手軽に。そのもの納豆
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目次

離乳食の開始時期はいつ?

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)によると、離乳の開始時期は 6ヶ月目が最も多く(2016年度調査)、2005年度の調査時より 1ヶ月程度ピークが遅くなっています。離乳開始の目安は、「月齢」とする割合が 8割を超えています。また、離乳の完了時期は 13 ~ 15ヶ月と回答した割合が 33.3 % と最も多く、これも 2005年度の調査時より 1ヶ月程度ピークが遅くなっています。その一方で、19ヶ月以降と回答した方も 4.1 % おられました。

これらのまとめでは、乳汁(母乳または人工乳)のみは、出産後から 4 ~ 6ヶ月目、乳汁と離乳食の併用は、4 ~ 6ヶ月目以降が目安とされています。離乳完了時期に関しては、個人の成長度合いの差や家庭環境の違いなどから明確な時期は示されていません。なお、日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書においても、離乳開始時期を 6ヶ月目以降としています。

乳児・小児に不足しがちな栄養素とその影響は?

「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」によれば、乳児と小児に不足している栄養素として、食物繊維、ビタミン D、ビタミン K、カルシウム、鉄が挙げられています。

食物繊維不足の影響

食物繊維の不足は、小児における便秘の誘発と、成人後の循環器疾患発症の危険因子への影響が示唆されています。同報告書において便秘は「小児において頻度の高い健康障害」と明記され、注視していることがわかります。

ビタミンD不足の影響

ビタミン D の不足・欠乏は、くる病や低カルシウム血症の発症や免疫力の低下が示唆されています。ビタミン D 欠乏の危険因子として、完全母乳栄養、母親のビタミン D 欠乏、日光暴露不足が挙げられています。

ビタミンK不足の影響

ビタミン K の不足・欠乏は血液凝固時間の遅延、骨形成不足による骨折の危険因子が示唆されています。ビタミン K は胎盤を通過しにくいこと、母乳中のビタミン K 含量が低いこと、乳児では腸内細菌によるビタミン K 産生・供給量が低いと考えられることから、新生児はビタミン K の欠乏になりやすいことが示されています。

カルシウム不足の影響

カルシウムは骨形成に必須の栄養素であり、小児期では骨量増加(成長)に伴うカルシウム吸収が増加することによる不足が示されています。

鉄分不足の影響

鉄分不足による鉄欠乏性貧血は、乳児期後期(離乳期)に多いことが報告されており、6~18ヶ月児鉄欠乏性貧血有病率は 4% であったとの報告もあります。

乳児・小児の栄養補給の強い味方「納豆」。開始時期は生後7~8カ月頃

離乳食を与え始める時期から、先ほど挙げた栄養素が不足しないようにすることが大切です。そのための強い味方が「納豆」です。

納豆には、小児に不足している栄養素のうち、ビタミン D 以外が多く含まれています。ビタミン D だけは、他の食品で摂るか、30分 ~ 1時間程度日光を浴びる必要がありますが、それ以外は納豆を食べることで多くを補うことができます。納豆の離乳食開始時期は、離乳食中期の生後7~8カ月頃とされています。

納豆 1パック(50 g)中には、乳児(6 ~ 11ヶ月児)の一日摂取目安量もしくは推奨量に対し、ビタミン K は 40倍以上が含まれており、カルシウムは 18 %、鉄は 34 ~ 38 % を補うことができます。なお、食物繊維については、乳児の一日摂取目安量などは設定されておりません(3歳児以上から目標値が設定されています)。

また、赤ちゃんは、出生後ほどなく腸内細菌が増えて行きますが、離乳食が始まると食品由来の善玉菌も悪玉菌も摂取する機会が更に増えていきます。納豆菌は、腸内の善玉菌を増やす働きをしてくれるため、乳児・小児の腸内フローラを整えるためにも、納豆は最適なのです。

「納豆」を離乳食で食べさせるには?

①市販の納豆パックを使う

市販の納豆パックを使う方法です。近くのスーパーなどで手に入り安価で用意できますが、湯通しを行ったり、刻んだり、ブレンダーですりつぶしたりなどの手間がかかります。またネバネバして片づけもたいへんになり、量の調節も難しくなってきます。匂いもきついため、納豆が苦手な方には用意が難しいかもしれません。

②納豆ペーストや納豆パウダーを使う

市販されている離乳食用の納豆ペーストや、パウダー状の納豆を使う方法です。例えば弊社の「こな納豆」は、粉末状でネバネバも無いので扱いやすく、離乳食に混ぜるだけで簡単に食べさせることが出来ます。付属のスプーン 1杯分(約 1.5g)で、乳児(6 ~ 11ヶ月児)の一日摂取目安量もしくは推奨量に対し、ビタミン K は 200 ~ 250 %、カルシウムは 1.2 ~ 1.7 %、鉄は 2 ~ 2.2 %を摂ることが出来ます。ネバネバ成分も残っていますので、トロミも付き食べやすくなります。(※こな納豆の栄養量については目安であり、保証するものではありません。)

それぞれのメリット・デメリットを考え、ご自分に合った無理のない方法で離乳食や幼児食に「納豆」を取り入れてみてください。

参考文献・サイト

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版):厚生労働省
  https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
日本人の食事摂取基準2020年版)策定検討会報告書
  https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
乳児期の食事と栄養:公益社団法人千葉県栄養士会
  https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/generational/nyuyoujiki/
日本食品標準成分表 2020年版(八訂) 第2章(データ)
  https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
小笠原 和也

小笠原 和也 
そのもの株式会社学術顧問/
九州大学大学院 農学研究院 特任准教授

熊本大学大学院医学教育部卒。 ナットウキナーゼをはじめとする機能性⾷品原料の研究開発、 35年間に渡る納⾖菌を主とする微⽣物学・醗酵学・酵素学の研究開発の経験をもとに幅広く活躍中。

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